住宅会社の営業マンOBのファイナンシャルプランナーが「火災保険」のことを解説します。
これから加入を検討する方に分かりやすい解説を心がけています。不明なこと、ご質問は【お問い合わせ】からお気軽にどうぞ。

今すぐ火災保険に入りたいとき
新築していた建物が完成、誰も教えてくれないので火災保険に加入していない。満期が過ぎてしまっていた、等々、すぐ入りたいけど失敗はしたくない。

火災保険は一通りではありません。
「建物のみ」で加入する方もいれば「建物と家財」で加入する方も、
木造の建物もあれば鉄骨の建物も、
1年ごと更新も長期一括加入も可能、
補償内容は、加入する方の要望や建物所在地の立地によって差があります、
お店で「これ下さい!」というわけにはいきません。
火災保険加入時に決定・確認すること
火災保険に加入するためには、保険会社と契約を締結しなければいけません。
契約締結のために、以下のことを決定、確認しなければいけません。
①保険の対象を決めること。
②建物の構造級別を確認すること。
③契約金額を決めること。
④保険期間を決めること。
⑤補償内容を決めること。
⑥地震保険は?
⑥オプションで加入する特約の必要は?
⑦割引の適用。
①~⑦それぞれについては別記事で解説。
時間が無いのに決めることはありますね。
納得いくように決められれば問題ありません。保険料の支払いが決まれば保険加入OKです。
が、決められない方、自信が無い方は「裏ワザ」を活用ください。

保険料について。
支払う保険料は、補償内容や保険期間、割引の有無などにより決定されます。
支払い方法は、口座振替などのキャッシュレスですからすぐ現金を用意する要はありません。翌月に指定の口座から引き落としされます。
検討期間がまったくない場合の裏ワザ
自分で決められないからといって、他の人に決めてもらうのはやめましょう。また、巨大災害が発生するかもしれない中、無保険で過ごすわけにもいけません。
そういう場合には、
保険期間を最短の「1年間」で加入してはいかがでしょうか?
デメリットは、長期加入に比べると割高になることです。
でも、「とりあえず一番安いプランで・・・」としてはいけません。
「一番補償内容が厚いフルコース」で加入してください。
しっかりと補償された安心の状態で翌年(あるいは期間の途中でも)検討しつくしたプランで再加入するようにお考え下さい。
まとめ
急いで火災保険に加入しなければいけない場合もあるかもしれません。
■検討不充分での加入は後悔してしまうかもしれません
■割引を受けるための必要書類の準備に時間が無い場合もあるかも、
どうしても時間が無い場合には、「フルコースで1年間加入」し、その後十分検討したもので再加入してはいかがでしょうか?
